コKOナッツブログ

ハジケる笑顔でさようなら――!!   ハジケリストよ永遠なれ!!笑顔だらけのクライマックスセンターカラー!!   いつか見た毛狩り!   6年間、御愛読ありがとうございました!!

15 2016

ジャンプ50号感想

僕のヒーローアカデミア
「大事なのは自分が誰なのかよく知る事だ。」
額に傷のあるダンディな中年男性の独白で、物語は始まる。彼の悩みは、誰もが抱えるアイデンティティ(自己同一性)の問題だ。自分は何者なのか。そして、今後どんな自分を目指すのか。
「満ち足りた顔で勤めやがって…ありゃア ダメだ」
「素敵だと思うぜ」
この場には彼一人しかいないはずなのに、誰かの声が彼の頭の中に響く。しかも、彼の考えを否定するように。彼は二重人格者なのか?それとも、単に幻聴が聞こえるだけなのだろうか?
「どいつもこいつもまともな人間ばっかりだ!」
まともな人間に嫌悪感を抱くということは、彼はまともではないということ。どんな平和な社会にも、その社会に適合できない、つまはじきものが必ず存在する。そう、彼は狂っている。もしくは、そんな彼を救えないこの社会こそが狂っているのだろう。
「エンデヴァーは事件解決件数こそ多いものの激情家で行き過ぎることも少なくありません」
オールマイトの引退で、繰り上がりでナンバーワンヒーローとなったエンデヴァー。世間は彼に「オールマイトの代わり」を求めたが、オールマイトを嫌悪する彼がそんな役目を果たすわけもない。むしろそうした世間の期待こそがエンデヴァーをイラつかせ、行き過ぎたふるまいをさせてしまうのかもしれない。
「自己に誠実な連中。呪いが解けりゃ当然こうなる。」
オールマイトの引退によって、小悪党の犯罪が増えた。しかも彼らは徒党を組み、計画的な行動で犯罪成功率を高めていた。
「敵連合は今各地に分散している 捜査の目を眩ます為 そして同志を集める為 組織の更なる拡大の為だ」
連合の実質的な長であるオール・フォー・ワンを失った敵連合は、それぞれがちらばって闇に潜み、力を蓄えることにした。この社会に、今度こそ決定的な一撃を浴びせるために。
「付せろ ゴミならせめて 燃えて俺の薪となれ」
ステインに心酔する荼毘は、ステインがヒーローを殺したように、裏路地にたむろする小悪党を殺した。必要なのは烏合の衆ではなく、少数精鋭なのだ。
「ハァ… ハァ… ダメだ… 包まなきゃ…裂ける…分裂する…!! 分裂する 包めば… 一つだ……」
このダンディな中年男性の正体は、敵連合のトゥワイス!あの陽気なハイテンションとはうってかわって、一人の時はハードボイルドなナイスミドルだったのね。
「俺も昔は楽しく悪さをしたもんだ」
なんでも二倍にでき、二倍にしたものをさらに二倍にできるという便利な「個性」を持つトゥワイス。自分の分身を使ってやりたいほうだいだったが、ある日分身に反乱されて監禁された。額の傷は、その時分身につけられたもの。
「結果として俺たちは殺し合い 消えた。 以来俺は俺が本物なのか確信が持てない わからなくなっちまった」
八百万の「創造」とは違って、生物も複製できるのがトゥワイスの強みであり、弱みでもあった。主人であるトゥワイスの意思に反した自我を持った分身に殺されかけ、監禁されるという皮肉。この悲劇が、トゥワイスをおかしくしてしまったのだ。
「イカレちまった人間に居場所はねえ ヒーローが助けるのはいつだって善良な人間だけさ」
トゥワイスは悪党だ。しかし、彼は悪党として生きる以外に道は無かったのだ。
トゥワイスは自分が狂っていること、そして善良な人間ではないことを自覚している。若いころに散々悪さをしてきたので、今さらまともに社会生活を歩めるはずがないと諦めている。そんな彼の絶望を受け止めてくれた場所、それが敵連合だった。彼は彼なりに敵連合に恩義を感じており、敵連合のため、そして自分自身の居場所のためにヒーロー社会と戦っているのだ。だってヒーローは、彼を救ってくれなかったから。
「俺が探しているのは同じようにイカレちまった人間 居場所を求め彷徨うイカレ野郎…」
市街地で起こった爆発事件の野次馬に来たトゥワイス。そこで彼が見たのは、タイヤと顔面が結合している、見るも無残な死体だった。
「大の大人が何人も揃って…小さなコンビニのレジを盗むだけ? 変だと思う… 普通これだけ集まればもう少し 大きな目的を持つと思う… 病気だよおまえら 病気は治さなきゃあ」
コンビニ強盗を退治したのはヒーローではなく、より凶悪そうな敵の集団だった。このイカレた連中が掲げる「大きな目的」とは、いったい?
「金は頂いたんで ヒーローが来る前にとっととずらかりましょーや 「オーバーホール」」
「病人ばっっかりだ どいつもこいつも…」
クチバシのようなマスクを共通して身に着けているこの集団。敵連合とは別団体だが、どうやら凶悪な人材を揃えている様子。そう、平和を脅かす存在は敵連合だけではないのだ。
「よォし… どうしよっ… かな!?」
自分と同じようにイカレた連中が元気に活動している様子を見て、テンションあがってきた様子のトゥワイス。待機命令のおかげでヒマなので、敵連合を抜けてこいつらの仲間に入るのもアリか!?
「僕に何を求める?」
「ケジメをつけるだけさ オールフォー・ワン」
収監されているオール・フォー・ワンに単独で面会に来たオールマイト!その目的とは!?


背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~
第七十五話では、畔田の過去が描かれた。天才ダンス少年としてちやほやされて調子に乗っていた少年時代。しかし、次々と現れた強力なライバルによって自信は奪われ、いつしか彼は「天才」と自称することをやめた。挑戦する気持ちを失ってしまった彼に、パートナーのナオミは語りかける。「あんたはあの時のまま」、天才なのだと。その強い信頼を力に代えて、彼は猛々しく舞う!


約束のネバーランド
「俺がママの内通者です」
「お前かよ!!!」
ノーマンの悩みもどこ吹く風、あっさりとエマに真実を話すレイ。ノーマンにバレたので、さっさとエマにバラしたほうが得策だと判断したか。あと、エマの驚き顔が面白いな。
「私達のために誰か“犠牲”にしてないよね?」
お花畑思考だが頭が良いエマは、レイが隠し通しておきたかった「不都合な事実」に感づいてしまう。
「そういう線引き もう二度としないでね」
いつも明るいエマだが、その内に深い闇があることをうかがわせる1コマ。もはやホラー漫画にでも出できそうなエマの顔芸がすごい。こういう顔芸要素が、この作品が「デスノート」っぽいと感じさせる理由なのかな。


読切 こちら開盟学園生活支援部部室
こち亀とスケットダンスが合体。絵といい、ストーリーといい、作品全体の雰囲気といい、素晴らしいコラボ漫画だった。わずか数ページの中にこち亀愛とこだわりが凝縮されている。正直、篠原先生を見直した。スケットダンス後半のストーリー展開が嫌いだったけれど、ギャグを描かせればやっぱりうまい。これぞプロの仕事だ。
あと、ロマリアちゃんが可愛かった。


読切 エンタロウ
絵はうまい。でも雰囲気がマガジンっぽい。もしくは青年誌っぽい。
ブリーチが連載終了した今、ジャンプにはオサレ成分が足りない(?)から、こういう作品が載るのもアリかな。
…いや、そもそも紙面にオサレ成分が必要かどうかという問題もあるけれど。


読切 天使にエールを
作者急病により休載したワールドトリガーの代原。ていうか、ワールドトリガーの作者、どんだけ体弱いねんというね。今さらだけど。富樫先生の次に弱いのは確実だ。
内容は、アイドルオタの夢が叶うラブコメ。キャラはまずまずだけれど絵がまだまだ粗いので、今後に期待。

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Posted by seiji | 19:50 | Comment [0] | TrackBack [0] | ジャンプ感想

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