コKOナッツブログ

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25 2013

週刊少年ジャンプ『明るい人』考察

この前の、週刊少年ジャンプ2013年16号に掲載された漫画『明るい人』がとても面白かったので、はてなキーワードに「明るい人とは」という記事を書きました。こういうのはその時の勢いが大事ですからね。
何度も読み返していたら、色々と考えることがあったので、以下に『明るい人』の考察を書きます。

・主人公の「明るい人」こと、日月明の放つ光の意味とは。
日月が放つ直視できないほどの「光」とは、本当の自分を見せないための「仮面」の比ゆ表現ではないか?控え目であまり自分に自信が無い彼女は、そんな弱い自分を隠すために、無理して明るく振る舞っている。「明るい人」を演じている。「明るいけど前向きじゃない」という自虐的な言葉は、冗談めかした彼女の本音なのではないか。「眠ると光らなくなる」のは、意識を失っている間は「明るい人」を演じることができないため。

・日月はなぜ早朝5時にランニングしているのか。
「体を動かすのは好き」だが、「存在で反則とられる」ので部活に参加できないから。さらに、夜になると「虫が寄ってくる」ので、外出できない。必然的に、外で運動できるのは早朝からせいぜい夕方までになる。朝から夕方までは学校に行かなければいけないため、自由に運動できるのは早朝だけ。

・おばさんはなぜ日月を直視できたのか。
おばさんは、見た目にまどわされずに誰とでも話す図々しさと社交性を持っているから。おばさんは日月の放つ「光」という「仮面」に目をくらますことなく、その向こうに存在する彼女を直視できる。

・日月はなぜ全裸なのか。
a.明るい人を演じながらも、本当はありのままの自分、裸の私をさらけだしたいのだという矛盾した欲求の現れ?
b.彼女の放つ光そのものが服のような役割をしている。全裸だが誰も彼女の肌を見ることはできない。また、全裸だからといって寒そうにしている様子もない。むしろ、あれだけの光を放っているのだから熱いのかもしれない。

・日月という「明るい人」の持つ、暗い側面。
日月の「前の学校であだ名が「ホタルのしり」だった」、「ヤな思い出を思い出した」などという発言から推測するに、イジメとまではいかないまでも、前の学校では居心地の悪さを感じていたので転校してきたのだろうか。薄幸の美少女ならぬ、発光の美少女?また、「スポーツでは存在で反則とられる」、「夜は虫が寄ってくる」、「前の席に向いてない」、「写真写りが悪い」、「トイレに入っている場所がバレバレ」など、彼女特有の悩みも多い。だからこそ、大井川たちが自分に色々親切にしてくれるのは、彼女にとってとてもありがたかったに違いない。

・なぜ大井川は、「これからもよろしくね」と言う日月の笑顔を見ることができたのか。
a.社交辞令などではなく、大井川たちへの心からの感謝の気持ちを現した言葉、光という「仮面」の奥から出た本音だったから。大井川に心を許していることの表れ。
b.彼女の放つ光よりも、彼女の笑顔の方が大井川にとってまぶしかったから。

この『明るい人』という作品は、ただのギャグ漫画ではなく、ギャグ漫画としてのエンターテイメント性を保ちながらも、思春期の少年少女たちの悩みや友情を描いている、と言ったら大げさでしょうか。いずれにしても、僕はこの作品がとても気に入りました。作者の観寺風貴先生の次回作に期待しています。

僕以外にも、この作品に魅力を感じた人は複数いたようですね。せっかくだから、いくつかご紹介します。

「明るい人(観寺風貴)が面白い!日月明の突き詰め方がスゴイ!
緊急特集(?) 観寺風貴先生『明るい人』が可愛いよ!
『明るい人』と『縁結びの神!?マッケイ』が中々の有望株だと個人的に話題に 今週のジャンプ見所
観寺風貴:明るい人一言感想ネタバレ注意!ジャンプ16号(2013年)
ジャンプを包むまばゆい光! 『明るい人』(観寺風貴)
『週刊少年ジャンプ(2013年16号)の感想
週刊少年ジャンプ2013年16号 感想
2013年16号のジャンプ感想(読切『縁結びの神!?マッケイ』『明るい人』掲載号)
1800. 週刊少年ジャンプ16号

他にも、『明るい人』の面白い記事をご存知でしたら、web拍手などで教えていただけると嬉しいです。
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Posted by seiji | 23:47 | Comment [0] | TrackBack [0] | ジャンプ感想

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