コKOナッツブログ

ハジケる笑顔でさようなら――!!   ハジケリストよ永遠なれ!!笑顔だらけのクライマックスセンターカラー!!   いつか見た毛狩り!   6年間、御愛読ありがとうございました!!

25 2007

澤井先生読切「黒梟」感想

黒梟
「学園に吹き荒れる暴力の嵐!!澤井啓夫新境地バイオレンス読切センターカラー29p!!」
澤井先生は年内には帰ってこない…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。(バキ?)
「隔世の感があるこのご時世にも常に悪は蔓延る 何事も肺腑を衝くことはなくなり 善としての実体がなければ全て砂上の楼閣に過ぎない 画竜点睛を欠く 無聊 無聊 爺 ただ静かに爪を研ぐ」
いきなり難解なモノローグだな!難しい言葉使いすぎ!!
肺腑を衝くとは、「心に深く感銘を与える」という意味で、画竜点睛を欠くとは、「肝心なところが抜けているために、全体がだめになっている」という意味で、無聊とは「退屈」という意味だそうです。
「四角囲みのモノローグは飛ばしても大丈夫です」
じゃあ書くなや!!でも、無駄にハードボイルドな雰囲気を出すために必要だったんだろう。
「この爺 名を黒澤報福郎 齢九十 愛狐コン吉と共に平凡な余生を送っていたが ある嵐の夜を境にそれは大きく変貌する」
文学作品の『ごん狐』みたいだな。狐を二匹も飼っているとは珍しい。
「金品強奪目的による 囲碁友源爺襲撃事件」
源爺、なんか変な国旗持ってるんですけど!襲撃犯人にバルログみたいな人いるし!!
そして、源爺の愛読書は「サカナの碁」なのか?
「来週のオレまかせた!!! さわい」
澤井先生はジャンプで連載している時、いつもこんな心境だったんだろうか…。
「俺が座れ言うたら座るんとちごたんかい 座右の銘」
どんな座右の銘だよ!チンピラじゃねーか!!
「犯人!? 待ちんしゃい なにヤツ!!? モモヒキで汗まで 首筋にたと~~(タトゥ)」
首筋に鯉のタトゥーがある男が犯人!他人のモモヒキで汗を拭くほど図々しい男!!
「何者じゃあやつ」
「やめとけ」
忠告しながら囲碁を打つ源爺!意外と余裕あるじゃん!!
「ヤツらの一人が落としていった生徒手帳じゃ 鎧袖高校一年B組…」
ヤン沢ヤン吉の12月のスケジュールはほぼリンチで埋め尽くされる!金曜日は集会、でも一日だけは「けじめ」の日!!そして教訓は「メンチ上等メンチカツ無理、寝首を掻いちゃイヤ、髪セット最低1時間」だ!!!
「鎧袖高校は全校生徒が極悪非道な有名不良学校 教科書がろくでなしBLUES・WORST ぶっこみの拓っちゅうウワサまででとる」
全部不良漫画だ!ろくでなしブルース、ワースト(クローズ)、ぶっこみの拓って、けっこう古い漫画ばかりだな!!
ところで、さりげなく動物がまじってるんですけど!
「激しい憤怒 これぞ武者震いの完成形 怒りが重力を制圧したのだ」
こ、怖え~!!源爺もマジでビビってるし!!
うずくまった姿勢のまま、飛び上がるように全身を打ち付ける報福郎!畳がボロボロだ!!
「打ち合わせにかける時間は日本一!!澤井啓夫先生の漫画が読めるのはジャンプだけ!!」
そんなに長く編集と会議してるのか。澤井先生の、漫画にかける熱意の強さがわかりますね。
「私は最大の過ちを犯してしまった 彼らのいるクラスに一人のかよわい生徒を転入させてしまった…… 断言する!私は野獣群れる密林に餌を擲ったのだと」
悩みが多くて脱毛が多く、最近うす毛が気になる教師が、一年B組に報福郎を転入させてしまったことを悔やむ。しかし、この年齢なのになぜ転入が許されたんだろう?
「実の見解 否 この爺 致死寸前の危険に身を晒してこそ 吉」
ギャンググループに目をつけられ、囲まれる報福郎!それでも動じず、ゆったりとお茶をすする度胸!!
「戦慄 脱兎の勢いにて心胆を寒からしめる」
目にも留まらぬ速さで机に描かれた絵!タバコの焼け跡で書かれた文字は「イジメいけないワン」!!
「なんだコイツ…これが老体? まるで…氷山を掴んでいるような そんな圧迫感」
触れただけでわかるその強大さ。このジジイ、只者ではない!!
「少年…肩モミならもうちいと強めにたのむわい」
後ろから肩をつかまれ、ナイフをちらつかされてもこの余裕!年季の違いを感じさせる老練さ!!
「そのへんでいいじゃないですか 小笠原さん」
「そっすよ総長 YABUCHI的にモロキュン死にっスよ」
部下にいさめられ、その場を去る小笠原。愛読書が「チャンプロード」のYABUCHIは本当に高校生か?「成り上がりっ」はウザくていい感じだけど。
「爺さん悪かったな 入学早々ビビらせちまって オレも昔はジジイっ子でさ 困ったことがあったらオレに言いな」
YAZAWAのPASMOをプレゼントして仲良くなろうとする、破天荒似の副ヘッド・瀧原!あらヤダ、この子意外といい子じゃない…。
「…厠…」
「あら」
しかしジジイは尿が近い!あっさりとスルーされる!!
「雷が鳴ると布団にもぐり込む先生に応援のファンレターを!!」
いまどき小学生でもそんなことしねーよ!どんだけ雷怖いんだよ!!
「じぇねれえしょんぎゃっぷ 悪タレばかりの酷い学校じゃて…おそらくたと(タトゥ)の犯人は…」
すでに犯人の目星をつけた報福郎!わしはまだもうろくしとらんぞ!!
「爺さんいたいた さっきの机 手品だろ?タネ教えてくれよ メシおごるからさ」
「あいにくじゃが…孫がもたせてくれた愛爺弁当があるんでのう」
マジカルガールズ アサミ&マサミ「セクハラ大王半殺し!!」の弁当箱の中には、唐辛子が6本!なんじゃそりゃ!?
横でくにおくんみたいなドット絵キャラがケンカしてるし!!
「愛爺って…老人虐待入ってねーか?」
孫の顔が見てみたいものだ。どんだけー!
「おい 見ろよ マジかよコイツ ジジイだぜ」
「オレだよオレ テメーの孫だぜ 金くれよジジイ オレオレ」
「新しい!リアル詐欺かよ」
そんな発明いらないから!老いぼれから金をたかろうとは不届きな奴!!
「ゼファ」「ペケジェイ」
叫び声が両方ともバイクの名前だ!!
「傍らに鉄屑2つ そこに第1・第2釦は無し 鴉どもの蕪雑な演舞が幕開く」
ボタンで攻撃したということか?一瞬でチンプラを撃退した報福郎!今、復讐劇が始まる!!
「その挙動 齢九十のものでは無く その眼光 人のそれでは無い」
アルコール59%のウォッカを飲み、唐辛子をかじって気付けをする。これからが本番だ!!
「天誅始動 まさにコップの中の嵐 ヤンキー十把ひと絡げに討つ」
もっこり男子便所の惨劇!
ブラックエンジェルズエスポワール上等など、落書きがカオスだぜ!
「怖気を震う猶予なく拝むは飛沫と戯れる妖精(ピクシー)」
気持ち悪っ!!どうみても妖精じゃねーだろコレ!!
意味わかんないし汚いよ!!!
「ふをぉぉぉぉぉぉぉぉ」
あまりに理解できない光景に絶叫する小笠原!そりゃビビるわ…。
「白昼からジジイが暴行?いよいよこの学校も末期だな…」
窓から叩き落され、気絶した小笠原。しかし、その首筋にあのタトゥーはなく…。
「やはりたと~の男はあやつよ…」「あっし?」
いや、それはない。無駄口叩くヒマあったら早く出前行っといで!!
「この上から見る景色マジ絶景モンでよ 最高の思い出になるぜ」
「フォーエバー 若さ」
「トラウマ確定!!」
確かに絶景には違いないが…。自殺シーンなんて見たくないわ!!
「70年前の戦火のおり めざましき活躍をした日本兵あり 敵国の兵は その圧倒的強さに敬意を込めこう呼んだ その名は 黒梟」
先の大戦の英雄。「黒梟」とはこの爺、「黒澤報福郎」に他ならぬ!!
屋上から飛び降り、壁を蹴って、空中を舞う!そしてついに、あの鯉のタトゥーをした男を発見!!
「なんじゃあ!!?」「青天の霹靂」「青天の霹靂」「青天の霹靂」「蒼天の拳」
さりげに蒼天の拳まじってるし!顔も蒼天の拳っぽい!!
「その首のたと~ やはりお前さんじゃったか 下手な芝居だったの 同志にまで酷いことを 救いがないのう」
「花山?」
バキの花山のような傷をつけられて倒れる小笠原!これはひどい!
「コイツ 襲撃ん時居たあのジジイだったか マズいな 消すか…」
襲撃事件の犯人は、副ヘッドの瀧原だった!あの優しさは演技だったというわけか?
「思い出すのう 若き日を… 捕虜奪回のため敵兵100人に1人でいどんだ 熱帯雨林死の完全包囲網」
あの戦争を生き抜いた戦士にとって、チンピラなど赤子同然!一発で吹っ飛ばされるYAZAWAの兵隊たち!!
「シィィマ」「クラウン」「セルシオォ」
今度は車の名前を叫びながら吹っ飛ばされるチンピラたち!車欲しいのか?
「くたばれ老耄れ」「竜一 竜二兄弟いった!」
くにおくんに出てきそうな名前の二人だな。
「軽いのう この程度の衝撃 M26重戦車パーシング50口径99ミリ砲の超至近距離砲弾には遠くおよばぬわい」
そんなの喰らったら、死ぬ死なないとかのレベルじゃなく、一瞬で肉片になるんじゃない!?何で生きてんの!?
「アカラァク」「セッタアンドマルボロ」「ダイエースプレー」「ブイオーファイブー」
今度はタバコとヘアスプレーだ!どんだけ特殊な断末魔だよ!!
「新総長 YABUCHI的にヤベェっスよ」
「続けろ 所詮ジジイ 持久力はねぇ」
世の中うすっぺら!でも兵隊はただただ将の命令通りに戦いに赴くだけ…。
「その思考 激甘 この爺 持久力無限」
潜水艦にはりついて敵本国に上陸したことのある報福郎にとっては、こんなものは朝の散歩程度の運動!
「上とったり」
バルログみたいな人が襲ってきた!やっぱり襲撃犯はこいつらだ!!
「制空権か… 蘇りしは 高度4千mの攻防戦」
凧に乗って空軍と一線交えたことのある報福郎…って、戦闘機相手にどうやって攻撃すんだよ!
「ジジイ」
ギャンググループYAZAWA全滅!怒りに震える瀧原!!
「いい気迫じゃ 髣髴とさせるわい… 空母対わし」
どー考えてもムリだろそれ!生身の人間がイカダに乗って空母と戦うなんて、無謀にもほどがあるわ!!
「いやいやいやいやねぇだろコレは!!今まではさんざ目つぶってきたけど コレはさすがにないだろ」
「6:4でギリ負けたがのう」
負けず嫌いな爺は接戦だったことを主張!若気の至りにもほどがあるだろ…。
ていうか、なんでこの次のコマに諭吉が映ってるの?
「世迷い言は墓にもってきな」
「徹しておるのう 心の臓を狙ってきおったわい」
爺の昔話には耳を傾けず、確実に殺しにかかる瀧原。この男、覚悟が違う!!
「やるかのう…アレ 黒梟と呼ばれる由縁 驚異的速度の手刀が空気を切り裂く音が梟の濁った鳴き声と酷似しているからだ その音 まさに黒梟」
一瞬でナイフを粉砕し、瀧原の顔面に強烈な一撃を食らわせる報福郎!黒梟の鳴き声は死神の呼び声!!
「ここで言おう この爺の人並みはずれた動きに拳法や必殺技といった類の名称は存在しない 全てはその昔本国を守るため戦った時の生き残るための戦闘術 あえて名称をつけるならば大日本帝国拳法と名づけられることをこの場を借りて言っておこう」
まさに現人神のような強さを誇る報福郎!この男、「神聖ニシテ侵スヘカラス」!!
「このジジイ…格が違う 本気(マジ)… クレイジジイ」
クレイジーなほどに強いジジイ、「クレイジジイ」報福郎!チンピラどもを一網打尽にして、これにて一件落着!!
「性根を入れ替えるんじゃな 悪タレども」
「敗戦の後 天仰げば 血で描かれたポン吉語録」
老人はいたわるべきワン。この状況で、これほどまでに説得力のない言葉はない。
これだけ元気なら、当分死なねーな。

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Posted by seiji | 22:09 | Comment [0] | TrackBack [0] | ジャンプ感想

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